筋損傷が生じると考えられるエキセントリック運動の前に行っておく運動によって，エキセントリック運動に伴う筋損傷の程度が減少する効果．この効果は，ウォーミングアップ効果とは異なり，エキセントリック運動の少なくとも1日前に行っておく必要があり，時間が経過するにつれて効果は衰弱し，2週間程度で消失する．（実験医学増刊435より）

骨格筋の老化によるサルコペニア　その理解と戦略

筋生物学を超えた総合知で、運動・栄養・創薬による介入をめざす！

武田伸一／編

エキセントリック運動によって生じる筋損傷（例えば，遅発性筋痛）の程度を，あらかじめ筋に筋損傷が生じない運動（例えば，軽度のエキセントリック運動）を行っておいて軽減する効果．（実験医学増刊402より）

健康寿命の鍵を握る骨格筋

代謝・内分泌を介した全身性制御の分子基盤から運動による抗老化まで

藤井宣晴／編